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先日は診療報酬改正の本丸で仕事をしている方の話を拝聴する機会があった. 春の診療報酬改定には病院の皆が、戦々恐々としているため、 思いもよらぬ人数が講堂に集まっていた. 頭の回転が速く、話もうまい. 興味深い話ではあったが、 私自身は非常に暗い気持ちになった. Massでとらえるには仕方ない話なのだろうが. 医官という肩書きの、長である方は、臨床経験はゼロとのことであった. 億とか兆とかの金額を動かす仕事に 臨床経験など、かえって邪魔になるだけなのかもしれないが… しがない臨床医にとっては、切ないばかりの話であった. 同時にあらがえない大きな流れを感じざるをえなかった. やはり日本の医療は一度壊れるしかないのか… 今日のあの医官さんたちだって、結局は国家の予算内で 診療報酬をどうやりくりするか、というだけで 根本的な問題に関して議論することはないのだろう…. あらかじめ呈示された予算に従い、やりくりするだけだ. パイの切り方を変えたって、中身が変わるわけではない. パイ全体が小さくされているのだから、 受け取る分が小さくなるのは自明のことであろう. `受け取るパイ`というのは、医者の報酬ではなく `国民に提供される医療`のつもりで書きました. 医療費削減というのは もう少し、何かが変わらなければ、 最後につながるのは、 提供される医療の質と量の低下ではないか、と思うのです.
by lemonhart-pen
| 2006-03-17 05:23
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